JR西日本、関西空港駅の窓口を増設…インバウンド対応

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関西空港駅の新しい切符売場のイメージ。一つのフロアに集約するとともに窓口を増やす。
  • 関西空港駅の新しい切符売場のイメージ。一つのフロアに集約するとともに窓口を増やす。
  • JR西日本と南海電鉄が同居する関西空港駅。JR西日本はインバウンド対策として切符売場の窓口を増設するなど販売体制を強化する。

JR西日本は9月12日、関西国際空港内にある関西空港駅(大阪府田尻町)の販売体制を強化すると発表した。訪日外国人客の増加に伴い、切符売場の窓口の増設などを行う。

発表によると、JRの指定席券などを販売できる有人窓口「みどりの窓口」は二つのフロアに分かれているが、これを一つのフロアに集約。窓口自体も六つ増やして最大で14窓口にする。多言語対応の新型自動券売機「HT50型」は2台増設して5台にする。

このほか、外国語で対応できる窓口を増やしたり、一部の窓口で宿泊施設の予約に対応したりする。

販売体制の強化は2017年3月の予定。JR西日本は「国内外からご到着の多くのお客様に、JR西日本の関西空港駅をさらに快適にご利用いただけるよう、販売機能を増強する」としている。

《草町義和》

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