米国の自動車最大手、GMは9月5日、中国における8月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、8月としては過去最高の29万3537台。前年同月比は18%増と、5か月連続で前年実績を上回った。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。
8月のブランド別では、ビュイックブランドが8月の記録を更新する9万4188台を販売。前年同月比は23%増と、前年超えを維持した。新型『エクセルGT』をはじめ、ブランド最量販SUVの新型『エンビジョン』が53%増と引き続き好調。『ヴェラーノ』は、1万3000台超え。
シボレーブランドも、8月の新記録の3万8706台と回復。7月に発売された小型セダン、新型『クルーズ』が、1万9000台以上を売り上げる。
キャデラックブランドは、8月の新記録の9914台を販売。前年同月比は93%増と、5か月連続で前年実績を上回った。セダン系では、『XTS』が65%増。『ATS-L』も好調。4月に発売した『SRX』後継車の『XT5』は、3000台以上と良好な立ち上がり。
2015年のGMの中国新車販売は、過去最高の361万2635台。前年比は5.2%増だった。2016年1-8月は、前年同期比8.1%増の237万4542台を売り上げている。
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