ホンダの中国法人は8月2日、7月の中国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は10万1977台。前年同月比は39.5%増と、5か月連続で前年実績を上回った。
ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開。7月実績は、東風ホンダが前年同月比64.6%増の5万0638台と、15か月連続で増加。広汽ホンダは21.2%増の5万1339台と、5か月連続のプラス。
広汽ホンダでは、『フィット』が、前年同月比25.7%増の1万0198台と、5か月連続で増加。『アコード』は1万1098台で、前年同月比は22.9%増と、2か月連続で前年実績を上回る。『クライダー』は7400台で、前年同月比は10.3%減と、7か月連続で減少した。『オデッセイ』は8.7%増の3861台と、2か月連続のプラス。2014年秋に投入された『ヴェゼル』は、24.8%増の1万1817台と、好調が続く。
東風ホンダでは、小型MPVの『ジェイド』が3052台。前年同月比は22.4%減と、12か月連続のマイナス。『CR-V』の7月実績は、前年同月比30.1%増の1万6351台と、4か月連続で前年実績を上回る。ヴェゼルの東風ホンダ版、『XR-V』は、48.6%増の1万4073台と好調を維持。『シビック』は新型投入により、前年同月の3.3倍の8498台と大きく増加。
ホンダの2015年の中国新車販売は、前年比32.5%増の100万6332台。初の100万台超えとともに、過去最高を達成した。2016年の販売目標は、前年比6.3%増の107万台に設定している。