トヨタ自動車の中国法人は8月2日、7月の中国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は9万7700台。前年同月比は5.7%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。
トヨタの7月販売が回復したのは、主力車の好調によるもの。中国で2015年10月から開始された小型車に対する減税の効果で、排気量1.6リットル以下の『カローラ』や『レビン』が顧客の支持を集める。
トヨタの中国合弁には、第一汽車との一汽豊田、広州汽車との広汽豊田の2社がある。
トヨタの2015年の中国新車販売台数は、112万2500台。前年比は8.7%増だった。2年連続で100万台の大台に届き、過去最高を更新した。
トヨタの2016年1-7月の中国累計新車販売台数は、前年同期比14%増の68万9900台。トヨタは2016年、中国で前年比2.4%増の115万台の販売を目指している。