マツダの欧州法人、マツダモーターヨーロッパは7月11日、2016年第2四半期(4~6月)の欧州市場における新車販売の結果を公表した。総販売台数は6万0571台。前年同期比は25%増と大きく伸びた。
前年同期比25%の伸び率は、欧州市場全体平均の9.5%増を上回るもの。これにより、第2四半期のマツダの欧州市場シェアは、前年同期の1.2%から、1.4%に拡大している。
五大主要国では、イタリアが前年同期比67%増で最大の伸びを記録。これに続いたのは、フランス。前年同期比64%増と伸びた。また、五大主要国以外では、ポルトガルが前年同期比163%増と大幅な増加。スウェーデンが73%増、ベルギーが71%増、デンマークが53%増、フィンランドが49%増、ポーランドが39%増と伸びた。
車種別の実績では、2015年夏に投入された『CX-3』が、第2四半期の最量販車に。『CX-5』が、これに続いた。第2四半期のマツダの欧州販売に占めるSUVの割合は、46%に到達している。
2015年のマツダの欧州市場における新車販売台数は21万1000台。前年比は21%増と、3年連続で20%台の伸び率を達成した。
マツダモーターヨーロッパの営業担当、Martijn ten Brink副社長は、「多くの市場のおいてこのような成長を達成したのは、欧州全体の従業員とパートナーのおかげ」とコメントしている。