アウディ米国販売、1%増の1万8000台…Q3 は98%増 6月

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アウディの米国法人、アウディオブアメリカは7月1日、6月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、6月の新記録の1万8445台。前年比は1%増と微増ながら、66か月連続で前年実績を上回った。

最量販車は、引き続きSUVの『Q5』。6月は4419台で、前年同月比は3.5%増と、3か月連続で増加した。『Q7』は新型投入の効果で、前年同月比60.3%増の2613台と大幅増を維持。『Q3』は月販記録に並ぶ1719台で、前年同月比は98.3%の大幅増。

セダン系では、『A4』が2802台を販売。前年同月比は2.1%減と、2か月連続のマイナス。『A7』は27.2%減の4870台と減少傾向。『A6』は30.5%減の1690台、『A5』は27.2%減の802台、『A8』は53.2%減の303台と、引き続き落ち込む。

アウディの米国での入門車、『A3』は前年同月比8.9%減の3171台と、減少傾向。スポーツカーでは、新型『TT』が233台を登録。『R8』は41.2%増の72台と、プラスに転じた。

アウディの2015年の米国新車販売台数は、初の20万台超えとなる20万2202台。前年比は11.1%増と、6年連続で販売記録を更新した。2016年上半期(1‐6月)は、前年同期比3.5%増の9万6934台。アウディオブアメリカのマーク・デル・ロッソ上級副社長兼COOは、「SUVに対する需要が、記録的な販売の原動力。夏の販売シーズンを迎え、優れたディーラーネットワークが通年での販売新記録をもたらしてくれるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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