燃料電池車の国際相互承認を導入へ…UNR134を国内に導入

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日産 エクストレイルFCV(参考画像)
  • 日産 エクストレイルFCV(参考画像)
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  • トヨタ MIRAI(ミライ)

経済産業省と国土交通省は、水素燃料電池自動車(FCV)の国際相互承認が開始されることになったと発表した。

1958年にジュネーブで策定された「車両並びに車両への取付け又は車両における使用が可能な装置及び部品について、統一的な技術上の要件の採択並びにこれらの要件に基づいて行われる認定を相互承認するための条件に関する協定」に基づき、2013年10月にEU(欧州連合)とOICA(国際自動車工業連合会)から相互承認のために必要な規格などを定めたFCVに関する国連規則(UNR134)の原案が提示され、2015年6月に国連規則として成立した。

今回、UNR134を国内に導入するため、「国際相互承認に係る容器保安規則」、「国際相互承認に係る容器保安規則に基づき容器の規格等の細目、容器再検査の方法等を定める告示」、「国際相互承認に係る容器保安規則の機能性基準の運用について」を制定した。「容器保安規則」、「一般高圧ガス保安規則」、「コンビナート等保安規則」、「特定設備検査規則」、「高圧ガス保安法に基づく指定試験機関等に関する省令」、「高圧ガス保安法及び関係政省令の運用及び解釈について(内規)」の一部を改正した。

これによってFCVの国際相互承認が開始されることになった。

《レスポンス編集部》

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