日産自動車のEV、『リーフ』。同車が北欧ノルウェーにおいて、新車販売が非常に好調なことが分かった。
これは6月24日、欧州日産が明らかにしたもの。2016年1-5月のノルウェーにおけるリーフの新車販売台数が、前年同期比58.7%増の2450台だった、と発表している。
ノルウェーは欧州の中でも、最もEVの普及に熱心な国として知られる。EVに対しては、購入時の付加価値税や自動車税を免除。また、充電ステーションなどのインフラ整備も進んでいる。
リーフの2016年1-5月ノルウェー実績の2450台は、乗用車としては、ノルウェー3位の販売台数。今年初頭、バッテリー(二次電池)の容量を30kWhに拡大し、1回の充電で最大250km走れる改良新型モデルを発売。欧州日産によると、現地では、この改良新型モデルに対する関心が高いという。
欧州日産のEV担当ディレクター、Gareth Dunsmore氏は、「ノルウェーは持続可能なモビリティへの切り替えに舵を切った。リーフが引き続き、ノルウェーで最も人気の高い乗用車のひとつであるのは、喜ばしい限り」とコメントしている。