【リコール】日野レンジャー など、ターボチャージャ不具合でエンストのおそれ

自動車 ビジネス 企業動向
日野レンジャー(2011年)
  • 日野レンジャー(2011年)
  • 改善箇所

日野自動車は6月30日、『日野レンジャー』などのターボチャージャーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは『日野レンジャー』『日野メルファ』『日野セレガ』の3車種で、2010年7月8日~2011年12月15日に製造された2699台。

中型トラック、大型・中型バスに搭載するターボチャージャの可変ノズルを作動させるインターナルアームとシャフトの溶接部の強度が不足しているため、アクチュエータの駆動により当該溶接部がねじられ、可変ノズルの位置がずれることがある。そのため、吸入空気量が不足して、出力低下や回転が不安定となり、最悪の場合、走行中エンストし再始動できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、ターボチャージャを対策品に交換する。

不具合は77件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集