英国の高級スポーツカーメーカー、マクラーレンオートモーティブは6月7日、マクラーレン『MSOカーボンシリーズLT』を発表した。
同車は、2011年に設立された「MSO」(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)が、開発を担当。MSOは、個性的な1台を求める顧客の要望に応じて、カスタマイズを行う部門。MSOカーボンシリーズLTは、世界限定25台が販売される。
ベース車両は、『675 LTスパイダー』。2016年春、ジュネーブモーターショー16で発表されたマクラーレン『P1』のワンオフモデル同様、「カーボンファイバー」をテーマにカスタマイズを施した。
MSOカーボンシリーズLTでは、ベース車両の675 LTスパイダーに対して、ボディパネルなどのカーボンファイバーの使用面積を、およそ40%拡大。さらに、グロス仕上げとした。
具体的には、フロントバンパー、リップスポイラー、フロントアンダーボディ、サイドスカート、サイドインテーク、リアフェンダー、リアバンパー、ディフューザー、リアスポイラーなどをカーボンファイバー化している。