日産の南米向け新型SUV、キックス …斬新な内外装

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日産自動車が5月2日、ブラジルで発表した新型SUV、『キックス』。同車の内外装の詳細が、明らかにされた。

キックスの外観は、日産のデザインシグネチャーと現代的なデザインテーマを融合させることで、実用的でありながら感性に訴えるデザインを追求しているのが特徴。

具体的には、Vモーショングリル、ブーメラン型のヘッドランプとテールランプ、ウインドウがフロントからサイドにかけて巻き込んだバイザーのように見えるフローティングルーフなど、日産の最新デザインシグネチャーを採用。また、設計の過程では空力性能にも注意を払い、動力性能の向上に加え、走行中の風切り音も低減させた。

インテリアは革新的な機能を多数搭載し、高品質で未来的なデザイン。クーペのようなルーフラインにも関わらず、後部座席ではクラストップの広さを実現。同時に、広い荷室空間を提供する。

ダッシュボードには、モダンでシンプルな「グライディングウィング」デザインを採用。スマートフォン連動型のインフォテインメント系システムを搭載した7インチのフルカラーディスプレイを中央に配置した。

日産のグローバル商品企画担当、加藤顕央 常務執行役員は、「キックスは、世界中の顧客のニーズに応えるため、日産が培ってきた経験を活かし開発されたコンパクトクロスオーバー。クラストップのデザインと利便性、革新的な技術を兼ね備え、日産インテリジェント・モビリティへのコミットメントを証明するモデル。街中でのドライブに最適な車」と語っている。

《森脇稔》

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