日産、ブラジルで8月発売の キックス を初公開

自動車 ニューモデル 新型車
日産 キックス
  • 日産 キックス
  • 日産キックスの予告イメージ

日産自動車は5月2日(現地時間)、ブラジルのリオデジャネイロで、コンパクトな新型クロスオーバーの『キックス(Kicks)』を初公開した。2016年8月に同国で発売し、16年度後半には他の南米諸国でも販売する。将来は世界80か国以上に投入する計画だ。

キックスは、14年10月のサンパウロモーターショーで公開したコンセプトモデルを基に開発を進めており、「スタイリッシュなクロスオーバー」として売り出していく。4つのカメラで車の周辺状況を認識し、死角部分の障害物(移動状態にあるものを含む)をドライバーに知らせる「アラウンドビューモニター」を搭載する。このほかの詳細諸元は未公表で、全長4295mm、全幅1760mm、全高1590mmのボディーサイズのみ明らかにしている。

まずメキシコのアグアスカリエンテス工場で生産を立ち上げる。16年度中にはリオデジャネイロのレゼンデ工場での生産準備にも着手する。14年に稼働して『マーチ』などを生産しているレゼンデ工場はキックスの生産に向け7億5000万レアル(約228億円)を投資する計画だ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集