石井啓一国土交通相は4月26日の閣議後会見で、日米航空交渉で決まっていた羽田~米国間での1日6便の発着枠配分について、全日本空輸4便、日本航空2便とすることを明らかにした。
2月の日米航空交渉では、羽田の発着枠について、今年10月末から、昼間の時間帯に日米双方で1日5便ずつ、深夜早朝時間帯に日米双方1日1便ずつを新たに割り振ることで合意していた。
これを受けて、全日空に対し、新たに昼間の時間帯に1便、深夜早朝時間帯に1便を配分し、すでに配分済みである深夜早朝時間帯の全日空2便、日本航空2便の計4便を昼間時間帯に移行する。
石井国交相は「昼間の時間帯に米国路線が就航することになり、米国東海岸との路線が運行可能となる。利用者の利便が大きく増進されるとともに、日米間のビジネス・観光交流が一層促進される」と期待感を示した。