日産自動車の米国法人、北米日産は3月22日、米国で3月23日(日本時間3月23日夜)に開幕するニューヨークモーターショー16において、日産『ニューモビリティコンセプト』のカスタマイズカー4台を初公開すると発表した。
ニューモビリティコンセプトは、ルノーが欧州市場で販売している超小型EV、『トゥイジー』の日産ブランド版。2015年10月には、同車が米国に上陸を果たし、サンフランシスコのカーシェアリング企業、スクート・ネットワーク社に10台が納車されている。
トゥイジーは2009年のフランクフルトモーターショーでプロトタイプ、翌年のパリモーターショーで市販版を発表。全長2337×全幅1191×全高1461mmという超小型、バッテリーを含めても450kgという超軽量ボディのシティコミューターEV。
スペース効率を最大限に引き出すため、2名の乗員は前後に座る。モーターは2種類のパワー特性。最大出力9ps版は最高速45km/h、17ps版は最高速85km/h。満充電での航続距離は、ともに約100km。
北米日産はニューヨークモーターショー16において、ニューモビリティコンセプトのカスタマイズカー4台を初公開する計画。現時点では、その画像は公表されていない。北米日産は、「超小型車によるモビリティを提示したい」と意欲を見せている。