中部空港 滑走路拡充、石井国交相「2本目という話はない」

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石井国交相
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石井啓一国土交通相は3月11日の閣議後会見で、中部国際空港の2本目の滑走路整備について「現在の滑走路も十分利用できていないなかで、2本目という話はないでしょう」と述べた。

中部の2本目滑走路をめぐっては、国土交通省中部地方整備局が、名古屋港の浚渫土砂の処分場として中部国際空港沖が適当としたことで、地元が要望している2本目滑走路への足がかりになるとの期待が出ていた。

これについて石井国交相は「土砂処分場計画は、中部国際空港の2本目滑走路と関連づけられたものではない。中部の2本目滑走路実現のためには、さらなる需要の拡大が必要であり、地元関係者と協力し、需要拡大に向けて取り組んでいるところだ。なお、中部空港については、開業当初の旅客数を下回っている状況と承知している」と述べた。

《レスポンス編集部》

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