JR西日本と通天閣観光の2社は2月3日、新今宮駅(大阪市浪速区)の東口に「通天閣口」という愛称を付けると発表した。2月10日「ツーテンの日」から愛称の使用を開始する。
新今宮駅は、JR線と南海線、阪堺線が乗り入れている駅。このうちJR駅は、大阪環状線と関西本線(大和路線)の電車が停車。改札口は東口(ホーム東端付近の1階)と西口(ホーム西端付近の3階)の2カ所に設けられている。
このうち東口は大阪の展望塔として知られる通天閣に近く、徒歩で約10分。2社の発表によると、通天閣を訪ねる目的で新今宮駅で下車した利用者が、間違って反対側の出口を利用するケースもあることから、愛称を設定することを決めた。
愛称の導入に伴い、東口は「通天閣口(東口)」、東出口は「通天閣出口(東出口)」と表記する。案内板に愛称を入れるための工事は3月末頃に完成する予定だ。
2社は愛称の制定に合わせ、記念品として「ビリケンさん足裏スクラッチ付き通天閣案内マップ」を新今宮駅の改札口で配布する。配布日時は2月10日の14時からで、2100枚限定。通天閣口のほか西口でも配布するが、「通天閣は、どちらですか??」と質問した人に限り配布する。