4代目となった新型トヨタ『プリウス』は、デザインが好きだから買ったといってもらえることを目標にデザインされた。「3代目プリウスで拡販が図れたことから、4代目プリウスを世に出すときに何をもってユーザーにアピールできるのかを最初に考えた」と話すのは、トヨタ自動車デザイン本部トヨタデザイン部第3デザイン室長の児玉修作さん。そこで、「クルマの土台となる環境性能、エコ性能といった技術の進化は絶対にないがしろにせずにデザインに取り込み、その上で、デザインで購入してもらえるような、エモーショナルなデザインをしたかった」と話す。そうすることで、「環境車といえども、デザインが好きだから買ったというユーザーを少しでも増やしたいと考えたのだ」と述べる。新型プリウスのデザインコンセプトは、“アイコニックヒューマンテック”だ。児玉さんは、「技術の進化を前面に押し出した、例えば多機能パソコンや、多機能電化製品などが全盛だった時代から、多機能の技術を内に秘めて、ユーザーが使いたいときにその機能を、直感で操作できるものが世に出てきている」と今の時代を語る。そこで4代目プリウスでもこの基本思想である、「人の感覚、直感を起点としたデザインを作り出そうと、アイコニックヒューマンテックというコンセプトを作り出したのだ」と説明した。
同乗者のテレビ視聴とナビ操作を可能に、ブリッツの「テレビナビジャンパー」にレクサス『LM500h』40系『アル/ヴェル』など適合が追加 2025年7月30日 ブリッツが販売中の「TV-NAVI JUMPER」(テレビナビジャンパー…
「EVのゲームチェンジャーかも」メルセデスベンツ、全固体電池EVで1205km走破に驚き、「さぁトヨタは!?」期待の声も 2025年9月14日 メルセデスベンツは9月9日、全固体電池を搭載した『EQS』のテス…