JR西日本、能登観光列車『花嫁のれん』の車両を公開…10月3日運行開始

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『花嫁のれん』で使用されるキハ48形改造車(手前は1号車のキハ48 1004)。10月3日から金沢~和倉温泉間で運行を開始する。
  • 『花嫁のれん』で使用されるキハ48形改造車(手前は1号車のキハ48 1004)。10月3日から金沢~和倉温泉間で運行を開始する。
  • 『花嫁のれん』は2両編成で運行される。写真手前は金沢方2号車のキハ48 4。
  • 1号車は個室風に区切られた座席が並ぶ。
  • 1号車は個室風に区切られた座席が並ぶ。
  • 1号車には物販スペースのオープンカウンターも設置される。
  • 物販スペースの壁面は本物の金沢金箔(きんぱく)で装飾されている。
  • 2号車はイベントスペースとオープン席が配置されている。
  • 2号車イベントスペースの壁面には大型液晶ディスプレイが設置されている。
JR西日本金沢支社は8月21日、七尾線方面の観光列車『花嫁のれん』で使用する気動車を北陸本線松任駅付近の金沢総合車両所(石川県白山市)で報道公開した。10月3日から営業運行を開始する。

『花嫁のれん』は、能登半島方面の金沢(金沢市)~和倉温泉(石川県七尾市)間を結ぶ、観光客向けの特急列車。金沢~津幡間はIRいしかわ鉄道線、津幡~和倉温泉間は七尾線を走る。また、和倉温泉駅では北陸鉄道の能登半島定期観光バス『のと恋路号』との接続を図る。車両はキハ40系気動車のキハ48形改造車2両編成を使用する。

今回公開されたのは改造車2両編成で、車両番号は和倉温泉方の1号車がキハ48 1004、金沢方の2号車がキハ48 4。車体は「和と美」を表現し、北陸の伝統工芸である輪島塗や加賀友禅をイメージしたデザインでまとめられた。1号車は半個室タイプの座席と物販スペースが設けられ、2号車はイベントスペースを中心に座席が配置された。

走行装置は改造前とほぼ同じだが、発電機はサービス電源の容量を確保するため新しいものに交換しており、従来の4kVAから8kVAにアップした。

『花嫁のれん』が運行される金沢~和倉温泉間は電化されているが、他の非電化路線での運用も想定し、気動車にしたという。ただし、現時点で金沢~和倉温泉間以外の区間での営業運行は具体化していない。

金沢支社の野中雅志支社長は「北陸新幹線の開業効果が金沢で止まってはいけない。新幹線の効果を能登半島や福井方面にも拡大していきたい」などと話し、『花嫁のれん』の運行などで北陸新幹線の2次交通を強化していく姿勢を示した。
《草町義和》

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