丸一日走り続けることで知られる、四輪耐久レース「ニュルブルクリンク24時間レース」。
今年で43回目を迎えた当レースの決勝が、日本時間の5月16日から始まった。
舞台となるのはドイツ屈指の難コースとして知られるニュルブルクリンク。昨年と比べ1ヶ月早い開催ということと、上空は分厚い雲に覆われていることもあり気温11度、路面温度16度と冷え込んだ。
今年も世界各地から140台以上がエントリー。日本勢は今年4台が参戦した。
また、3月末のVLNシリーズのレースで観客が犠牲になる大クラッシュが発生し、今年は再発防止のため、該当の高速セクションは200km/h、その他のストレート区間も250km/hに制限された。
◆ポールポジションは誰の手に?…予選当日
スバル、進化したマシンでライバルを圧倒…SP3Tクラス ポールを獲得
ポルシェ、新型GT3マシン『911 GT3R』を初公開…GTレース界 再席巻なるか?
BMW Z4 GT3 がポールポジション獲得、レクサス LFA CodeX は23番手
◆一昼夜の戦い…決勝開始
第43回大会、決勝スタート…BMW Z4 GT3勢が先行、日本勢も順調な滑り出し
12時間経過…総合トップ争いは波乱の連続、28号車アウディが首位
スバル WRX STI 、驚異的ペースで総合21位まで浮上…他の日本勢も順調に後半戦へ
◆日本勢も大健闘…結果
アウディ R8 が2連覇…日本勢は GT-R 9位、スバルはクラス優勝を奪還
例年になくハイレベルな決勝、最終周までもつれ込む展開に[写真蔵]