14日に開幕したADACニュルブルクリンク24時間レース。スバルSTIチームは予選1回目、2回目ともにSP3Tクラストップで終え、総合予選結果は44番手となった。SP3TクラスにエントリーしているスバルSTIチーム。昨年は不運なアクシデントに見舞われ悔しい結果に終わった。今年は何としてもクラス優勝を奪還するためにドライバー体制も変更。日本人ドライバーでは佐々木孝太が代表して乗る予定だったが、急きょ参戦を辞退することになり代わってSUPER GTで活躍中の山内英輝がドライブする。ここに昨年チームを引っ張ったマルセル・ラッセー、カルロ・ヴァン・ダム、さらに2014年VLNシリーズ王者でニュルを知り尽くしているティム・シュリックが加入。強力な布陣で今年の24時間に臨む。また難コースを戦う『WRX STI』もライバルに合わせて左ハンドル化、コーナリング時のマシンバランスも見直し、空力性能の改善。昨年の反省点を踏まえて徹底的に大改良が行われた。その甲斐があって、雨天となった予選1回目から同クラスのライバルを圧倒。コンディションが徐々に良くなった予選2回目では、ヴァン・ダムが一番ベストなコンディションで完璧なアタックを披露。ライバルに9秒の差をつける9分08秒037でSP3Tクラスでポールポジション(総合44位)を獲得。まずは年明けから開発してきたマシンの性能が発揮される予選結果となった。また今年はGAZOO Racingの54号車レクサス『RC』(木下隆之/佐藤久実/蒲生尚弥/松井孝允)も同じSP3Tクラスにエントリー。こちらは10分00秒116でクラス4位(総合89位)で予選を終えている。STIの辰巳英治総監督は「ここまでは思い描いた通りに進行しています。あとは決勝でチームとしての力を発揮するだけ」とコメント。24時間の耐久レースでは昨年のように何が起こるか分からず気を緩めることはできないが、決勝でも力強い走りが期待できそうだ。なお、予選2回目を終えて総合トップは2号車のブラック・ファルコン(メルセデス『SLS』)。この後のトップ30予選で上位陣のグリッドが決まる。日本勢では53号車レクサス『LFA CodeX』(影山正彦/石浦宏明/大嶋和也/井口卓人)が出走予定だ。
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