【IIHS衝突安全】アウディ Q3、トップセーフティピックに認定

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アウディQ3のIIHS衝突テスト
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米国IIHS(道路安全保険協会)は8月3日、アウディ『Q3』の2016年モデルの衝突安全テストの結果を公表し、「トップセーフティピック」に認定すると発表した。

今回、IIHSは、アウディQ3の2016年モデルに「スモールオーバーラップ」と呼ばれる前面オフセット衝突テストを初めて実施。これは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて固定バリアにぶつけるもの。

これは、対向車がセンターラインをはみ出してきて衝突するなど、実際の衝突事故により近づけるための追加テストだが、車体のメインフレームよりも外側に強い衝撃が加わるため、厳しい判定を下される車種が多い。そして、IIHSは総合評価でGOOD(優)となった車を、「トップセーフティピック」に指定。優れた衝突安全性を認めている。

アウディQ3の2016年型のスモールオーバーラップテストでは、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部、足と、全ての部位への傷害レベルが最小限で、GOOD(優)。ボディの安全構造に対する判定も、GOOD。IIHSは、「ドライバーの生存空間の確保は、良好なレベル」と評価した。

これらのテストの結果、アウディQ3の総合評価は、最高のGOOD(優)。IIHSから、トップセーフティピックの指定を受けた。これを受けて、アウディの米国法人、アウディオブアメリカは、「アウディブランドは引き続き、衝突テストの進化する基準に対応していく」とコメントしている。

《森脇稔》

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