マツダの米国法人、北米マツダは7月16日、2016年モデルとして米国市場で発売する『CX-3』の米国価格を公表した。
米国向けのCX-3は、日本仕様の1.5リットルではなく、排気量の大きい2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。これは、新型『ロードスター』の場合と同じく、米国の顧客の嗜好や、走行環境に配慮した結果の選択となる。
この2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、「SKYACTIV-G」と呼ばれるユニット。最大出力は146hp、最大トルクは20.2kgmを引き出す。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、FF車の場合、市街地が12.3km/リットル、高速が14.9km/リットル、複合モードが13.2km/リットル。北米マツダによると、サブコンパクトクロスオーバークラスをリードする燃費性能だという。
北米マツダは7月16日、2016年モデルとして米国市場で発売するCX-3の米国価格を公表。現地ベース価格を、1万9960ドル(約248万円)と、2万ドルを切る設定とした。
北米マツダのジム・オサリバン社長は、「CX-3がマツダブランドにとって、素晴らしい入り口になることだろう」と述べている。