JR西日本など北陸3社、「能登ふるさと博」にあわせフリー切符発売

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IRいしかわ鉄道(右)とJR七尾線(左)の普通列車が発車を待つ金沢駅。「能登ふるさと博フリーきっぷ」は金沢~穴水間の鉄道路線を利用できる。
  • IRいしかわ鉄道(右)とJR七尾線(左)の普通列車が発車を待つ金沢駅。「能登ふるさと博フリーきっぷ」は金沢~穴水間の鉄道路線を利用できる。
  • 「能登ふるさと博フリーきっぷ」は金沢~穴水間の鉄道路線を利用できる。写真はのと鉄道の普通列車。
  • のと鉄道の観光列車『のと里山里海号』は整理券方式の「カジュアルコース」に限り利用できるが、乗車整理券を別途購入する必要がある。

JR西日本・IRいしかわ鉄道・のと鉄道の3社はこのほど、能登半島の4市5町全域を会場としたイベント「能登ふるさと博」の開催にあわせ、能登エリアの鉄道路線を利用できる「能登ふるさと博フリーきっぷ」の発売を始めた。

7月3日から10月13日までの期間中、IRいしかわ鉄道の金沢~津幡間、JR西日本の七尾線津幡~七尾間、のと鉄道の七尾~穴水間が、2日間に限り自由に乗り降りできる。フリー区間の範囲は2014年発売分と同じで、今年3月にJR西日本からIRいしかわ鉄道に移管された金沢~津幡間も利用できる。

利用できる列車は普通列車に限られ、特急列車は特急券のほか乗車券も購入する必要がある。のと鉄道の観光列車『のと里山里海号』は「カジュアルコース」の『51~56号』に限り、乗車整理券(300円)を別途購入することで利用できる。

発売額は大人1590円・子供320円で、2014年の発売分より大人50円・子供10円値上げされた。金沢~穴水間の通常運賃は大人2060円で、片道利用するだけでも470円安くなる。往復運賃との比較では、金沢~羽咋間(1640円)とほぼ同額になる。

発売期間は10月11日まで。利用開始日の前日まで、JR西日本の北陸地区の主な駅のほか、IRいしかわ鉄道、のと鉄道の主な駅などでも発売している。

《草町義和》

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