スズキのインド新車販売、1.8%増…3か月連続で増加 6月

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インド新車市場(乗用車)でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキは7月1日、6月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、11万4756台。前年同月比は1.8%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

11万4756台の販売台数の内訳は、インド国内が10万2626台。前年同月比は1.6%増と、14か月連続のプラス。輸出は1万2130台で、前年同月比は2.7%増と、3か月連続で増加する。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』などが、合計で8万6630台を販売。前年同月比は0.5%増と、3か月連続のプラス。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万0465台を販売。前年同月比は7.5%増と、14か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』を含めて、6月はセグメント合計で5531台を販売。前年同月比は10.6%増と、2か月連続で増加した。

マルチスズキの2014年度(2014年4月から2015年 3月)までの新車販売(輸出を含む)は、2010年度の127万1005台を上回り、過去最高の129万2415台。前年比は11.9%増と、プラスに転じている。

《森脇稔》

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