英国のUKIPメディア&イベント社は6月17日、「グリーンエンジンオブザイヤー2015」を発表した。テスラ『モデルS』のEVパワートレインが、2年連続で栄冠に輝いている。
エンジンオブザイヤーはクルマの心臓部、エンジンに着目して優れたエンジンを選出するもので、今年が17回目。5月時点で少なくとも世界1か国以上で販売されている乗用車のエンジンを対象に、世界31か国65名のジャーナリストが投票を実施。グリーンエンジンオブザイヤーはその部門賞で、環境性能に重点を置いて選考が行われた。
グリーンエンジンオブザイヤー2015の結果は以下の通り。
1:テスラのEVパワートレイン(239点)…モデルS
2:BMWの1.5リットル3気筒ターボ+モーター(191点)…BMW i8
3:BMWのEVパワートレイン(109点)…BMW i3
4:VWの1.4リットル直4ターボ+モーター (98点)…ゴルフなど
5:フォードの1.0リットル直3ターボ「エコブースト」(95点)…フィエスタなど
6:BMWの647cc 2気筒ターボ+モーター(64点)…BMW i3
テスラ モデルS用のEVパワートレインが、2014年に続いて、2年連続でグリーンエンジンオブザイヤーに輝いた。ある審査員は、「テスラは依然として、比類なきパワートレインを用意している。航続距離が400kmを超えるEVはない」とコメント。
2位と3位と6位は、BMWの『i8』と『i3』用のPHV/EVパワートレインが入った。環境パワートレインの分野において、強さを発揮している。