カナダの航空機メーカー、ボンバルディアは5月17日、元F1王者のニキ・ラウダ氏が開発中の大型ビジネスジェット「グローバル7000」1機を発注したと発表した。
グローバル7000(乗客数17名)は、最長航続距離が1万3520km、最大巡航速度が0.90Mach(時速955km)。客室は4つの区域から構成され、広々とした空間が確保されている。
ラウダ氏はボンバルディア・ビジネスジェットのブランドアンバサダー。次世代ビジネスジェットについて「航続距離と速度の目覚ましい向上により、(自身が拠点とする)ウィーンからサンパウロに難なく飛行でき、それから世界中のF1サーキット最寄り空港ほぼすべてに速く、効率的に移動できる」とコメント。
オーストリア人のラウダ氏は1970年代から80年代にかけて活躍したF1ドライバーで、F1ドライバーズチャンピオンに通算3回輝いた。同氏は過去に「グローバル5000」「チャレンジャー300」を所有・操縦し、現在は「グローバル6000」で世界各地へ飛び回っているとのこと。