航空機の操縦室常時2名配置を指示…太田国交相

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太田昭宏国土交通相は4月28日の閣議後会見で、ジャーマンウィングス機事故を受けた暫定的な対策として、日本の航空会社にも操縦室に乗務員を常時2名以上配置するよう指示したことを明らかにした。

3月24日にフランスで発生したジャーマンウィングス機の墜落事故では、副操縦士が操縦室内に閉じこもり、意図的に降下させる操縦を行った可能性があると指摘されている。

太田国交相は「事故原因が最終的に明らかになるまでの暫定的な措置として、本邦航空会社に対して操縦室に乗務員等を常時2名以上配置することを指示することにした」と述べ、さらにこの措置の実施に先立ち、安全・保安上のリスクを考慮した具体的な手順を定めること、関係職員に対し必要な教育・周知を徹底することを指示することを明らかにした。

具体的な操縦室の入退室の手順などを定めるよう求めたもので、国交相は「これらの措置を速やかに講じ、安全運航確保に万全を期してほしい」と述べた。

《レスポンス編集部》

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