徳島空港での着陸やり直し、太田国交相「防衛省に報告求める」

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太田国交相
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太田昭宏国土交通相は4月7日の閣議後会見で、徳島空港で5日に起きた、日航機による着陸やり直しについて「管制業務を委託している防衛省に対し報告を求めるとともに、運輸安全委員会の調査で明らかになった事実などを踏まえ、管制業務の適切な運営を確認していきたい」と述べた。

この事案は、日本航空455便が徳島空港で着陸する際、滑走路上に作業車両を確認したため、着陸をやり直したもの。重大インシデントに当たるため、運輸安全委員会が調査を行っている。

同空港の管制業務は、海上自衛隊徳島教育航空群が実施しているが、管制官が1人だったことについて太田国交相は「国交省では2人体制に変えた経緯がある。そのことを含め、運輸安全委員会の調査結果を待ち、必要な対応を取らなくてはいけない」と述べ、自衛隊の管制官を2人体制にするよう求めることについて含みを持たせた。

《レスポンス編集部》

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