【マツダ CX-3 発売】未来のSF映画からイメージしたボディカラー

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マツダ CX-3
  • マツダ CX-3
  • マツダ CX-3のクレイモデル(左)とデザイン説明モデル(右)
  • マツダ CX-3のデザイン説明モデル
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マツダ『CX-3』は、マツダのボディカラーの定番であるソウルレッド以外に、CX-3の先鋭性を表現するためにセラミックメタリックという、新しい質感を表現したカラー開発に力を入れたという。

ボディカラー開発に際し、カラーデザインチームへのデザイン説明モデルはソウルレッドであったという。マツダデザイン本部プロダクションデザインスタジオカラー&トリムデザイングループの細野昭洋さんは、「ソウルレッドの表現はマツダっぽさを確立してきた。そこで今回は、ちょっと新しい質感の表現をした」と話す。

しかし、ソウルレッドからグレー味がかったセラミックメタリックの差は大きい。それ以外のカラーは考えなかったのか。「先鋭性を表現したい場合には、強い色味は考えにくい。なぜなら色のイメージが先に立ってしまうからだ」と細野さん。「そういうことをピュアに突き詰めていくと、例えば、未来のSF映画だと銀色の建物の中で銀色の乗り物でというイメージが何となくあると思う。そういうイメージがパチッと合った」と説明する。そこからグレー味がかったセラミックメタリックが開発されたのだ。

CX-3には白系のカラーとして、セラミックメタリック以外にクリスタホワイトパールマイカがある。「“白”が良いというユーザーがいることは想像出来るので、クリスタルホワイトパールを採用した。セラミックメタリックは我々からの提案で、チャレンジ。普通の白ではなく、あえてセラミックメタリックを選んでもらうことが出来れば、このクルマのコンセプトである、先鋭性や未来感がちゃんと伝わったことだと思う」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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