国土交通省は、特定本邦航空運送事業者の2014年10‐12月期の輸送実績を発表した。
特定本邦航空運送事業者とは、客席数が100席または最大離陸重量が5万kgを超える航空機を使用して航空運送事業を経営する国内の航空会社。
輸送人員は前年同期比0.4%増の2346万8819人と微増だった。輸送人キロが同2.6%増の215億9696万人kmで、旅客収入が同2.4%増の3405億4300万円だった。
平均搭乗区間距離は同2.2%増の920kmで、輸送人員当たり旅客収入が同2.1%増の1万4500円だった。輸送人キロ当たり旅客収入は15.8円だった。
路線別旅客人数のトップは東京~札幌で219万5569人、2位が東京~福岡で219万2159人、3位が東京~大阪で138万7432人だった。
利用率のトップは関西~仙台で89.4%、次いで関西~長崎が83.4%、関西~鹿児島が82.0%と続く。ワースト1位は東京~大島の14.0%、次いで中部~茨城の23.8%だった。