近鉄の観光列車『つどい』がリニューアル…3月21日から

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伊勢志摩地域の観光列車『つどい』。3月21日からリニューアルして運行する。
  • 伊勢志摩地域の観光列車『つどい』。3月21日からリニューアルして運行する。
  • 今回のリニューアルでは、「海のあそびば」(左上)や「ゆらゆらハンモック」(右上)、「駄菓子屋さん」(左下)などを設置する。

近畿日本鉄道(近鉄)は2月19日、賢島(三重県志摩市)~伊勢市間で運行している伊勢志摩地域の観光列車『つどい』を、3月21日からリニューアルすると発表した。

『つどい』は2000系電車の改造車(2013系)を使用した3両編成の観光列車で、2013年10月に運行を開始。伊勢神宮や伊勢志摩地域の海の幸をデザインしたラッピングが施されており、車内には窓側に向いた座席やバーカウンター、風が通り抜けるスリット「風のあそびば」などが設置されている。

今回のリニューアルでは、海で遊んでいる感覚を楽しめるボールプール「海のあそびば」と、ハンモックのゆらゆらとした感覚を楽しめる「ゆらゆらハンモック」を設置。「キャベツ太郎」や「うまい棒」などの菓子類を販売する「駄菓子屋さん」コーナーも登場する。「風のあそびば」には、約20種類のぬいぐるみと記念撮影できるフォトスポットが設置される。

これに伴い、志摩市などの協力で実施していた「一品のふるまい」は3月29日で終了。バーカウンターで子供向けメニューを追加して販売する。

『つどい』は2016年3月31日まで、原則として土曜・休日に限り運行する予定。ただし平日の8月10~14日は毎日運行し、土曜日の10月31日は運行しない。運行時刻は上りが賢島10時40分発~伊勢市11時40分着と賢島13時40分発~伊勢市14時39分着、下りが伊勢市12時22分発~賢島13時17分着と伊勢市15時14分発~賢島16時14分着になる。乗車には運賃のほかに観光列車料金(大人300円・子供150円)が必要。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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