日産 GT-R のリコール、米国にも波及…ステアリングがガタつく可能性

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日産GT-Rの2008-2009年モデル
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日産自動車が1月29日、日本国内で発表した『GT-R』のリコール(回収・無償修理)。このリコールが、米国にも波及した。

これは2月2日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から、GT-Rに関するリコールの届け出を受けた、と発表している。

今回のリコールは、ステアリングコラムの不具合が原因。アウターチューブの真円度が不適切なため、内側のベアリングに掛かる荷重が不均一なものがあり、ベアリングが破損してハンドルの上下方向のガタが大きくなり、最悪の場合、ハンドル前後方向の固定ができなくなる可能性がある。

米国でリコールの対象となるのは、2008-2009年モデルのGT-R。2007年3月中旬から、2008年4月下旬に生産された車両が該当する。

北米日産では、対象車を保有する顧客に通知。販売店で、ステアリングコラム一式を交換するリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

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