国土交通省は、2014年11月の航空輸送統計速報を発表した。
国内定期航空の旅客輸送人数は前年同月比3.5%増の836万5000人となった。幹線が同2.8%増だったが、ローカル線が東京~長崎線などが好調で同4.0%増と伸びた。人キロベースでは同4.3%増の75億3438万4000人キロだった。座席利用率は70.2%だった。
貨物輸送量は同2.0%減の7万7511トンだった。
国際航空では、旅客輸送人数が同6.9%増の132万1000人と高い伸び率となった。方面別では中国が同9.4%増、その他アジアが同14.3%増と好調で、米大陸、ヨーロッパ方面も順調だった。韓国は同10.4%減と不振だったほか、太平洋、オセアニア方面も前年割れだった。人キロベースでは同5.7%増の58億8123万6000人キロだった。座席利用率は72.5%だった。
貨物輸送量は同11.0%増の13万2872トンとなった。