マレーシア日本通運、ハラル認証を取得…イスラム圏ネットワーク構築の足がかりに

日本通運は16日、マレーシア日本通運がイスラム開発局(JAKIM)からハラル認証を取得したと発表した。日系物流企業として初めてのハラル認証取得となった。

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日本通運は16日、マレーシア日本通運がイスラム開発局(JAKIM)からハラル認証を取得したと発表した。日系物流企業として初めてのハラル認証取得となった。

マレーシア日通は、ハラル認証制度のうち、運送業務に求められる「MS2400-1」認証をJAKIMに申請していた。認証取得に備え、シャリア(イスラム法)に則った方法で宗教的に洗浄された車両4台を導入、認証基準に基づいて店舗輸送などの輸送試験を行っていた。

マレーシア日通は、認証取得を機に、マレーシア国内でハラル(イスラムの戒律に則った)食品やハラル飲料・化粧品などの運送サービスを本格的に開始する。今後はハラル製品のサプライチェーンを幅広くサポートするため、倉庫のハラル物流認証の取得を目指す方針だ。

将来的にはこの度取得した認証をマレーシアで得たノウハウをもとに、グローバルなイスラム市場におけるハラル物流サービスのネットワーク構造を目指して行く計画だ。

広瀬やよい

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