アクティブシニアを対象としたバイク空間が日本橋三越に期間限定で登場。フロアにドゥカティやハーレーダビッドソンといった大型車が展示され、11月19日の初日には、展示車の前で立ち止まる40代後半~60代の男女の姿があった。
このイベントの名は「もう一度オートバイ! バイクライフのススメ」。日本橋三越本店のシニアをターゲットにしたフロア「はじまりのカフェ」と、「レンタル819」を展開するキズキレンタルサービスのコラボで実現したイベントで、11月19日から12月2日まで開催されている。
展示されたドゥカティ『Monster 1200S』や『Diavel Carbon』に見入っていた60代の男性は、「一回はこういうの乗りたいよね。その前に大型の免許とらなきゃ」と笑う。同フロアのスタッフは「来店するシニア世代は好奇心も旺盛。輸入車のトレンドにも抵抗感がなく、『かっこいいね』と言ってじっくり見ていく」と話していた。
「シニア層の嗜好にあわせたのではなく、世代を超えて誰もが憧れる車両を置いた」とキズキレンタルサービスはいう。期間中、「安全で楽しくバイクと付き合う」をテーマとした安全講習ワークショップ(11月22・29・30日、14~15時30分)も開催される。
過去にバイク乗っていた中高年が再びオートバイに跨るという「リターンライダー」が増えているという。同イベントは、“バイク欲”を満たしたいというシニア層に、刺激的なバイクライフを提案する。