西村国土交通副大臣、マレーシア政府要人と会談…新幹線技術をアピール

鉄道 行政

国土交通省の西村明宏国土交通副大臣は11月4・5日の2日間、マレーシアのクアラルンプールを訪問した。同国で高速鉄道セミナーを開催するとともに、政府要人と会談して意見交換を行った。

国交省鉄道局国際課が11月6日に発表したところによると、高速鉄道セミナーでは日本側から高速鉄道の果たす役割、新幹線の技術的優位性、整備効果に関するプレゼンテーションを実施。日本の新幹線への理解促進を図った。また、新幹線シミュレーターやパネルなどの展示会を実施した。

西村副大臣と会談したサイド・ハミド議長は、日本の官民一体となったこれまでの取り組みを評価するとともに、セミナーを通じた高速鉄道に関する国民への理解を高める取り組みについて謝意を示した。

ワヒド・オマール首相府大臣からは、超電導リニア技術を含めた日本の鉄道技術に高い関心を示したほか、高速鉄道による通勤圏の拡大、観光需要の創出などについての期待を示した。アジズ運輸副大臣は、日本の新幹線の安全性、信頼性の高さに加え、省エネルギー性、省メンテナンス性など持続可能な輸送システムとして評価した。

《レスポンス編集部》

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