10月5日のF1日本GPで大クラッシュを喫したジュール・ビアンキ(マルシャ)。事故からまもなく4週間が経つ30日、家族がマルシャF1チームを通じて最新の声明を発表した。
ビアンキは今も三重県四日市市にある三重県立総合医療センターで治療を受けており、重篤な状態は脱しておらず、それ以外の新しい情報も今のところはないとのこと。しかし、家族はジュールがまだ「戦い続けている」ことを強調した。
家族は「専門医によると、重篤な状態が続いており、特に新しくお伝えできる情報はありません。世界中からたくさんの方々がジュールを応援し、彼を心配してくれるいることに我々も勇気づけられています。ジュールはまだ戦い続けていますし、我々も四日市の病院で戦い続けていきます。」とリリースでコメントを発表。
病院では、ローマ・ラ・サピエンツァ大学の神経外科とFIA医療委員会のジェラード・サイヤン教授と常に連絡を取り合って最善の治療を続けていくとのこと。今後も、何か変化があり次第、チームを通じて声明を発表していくと語った。