【F1】DTM王者のパスカル・ウェーレインのF1デビューが決定、マノーに加入

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マノーからF1デビューが決まったウェーレイン
  • マノーからF1デビューが決まったウェーレイン
  • 昨年はメルセデスのリザーブドライバーを担当
  • パスカル・ウェーレイン
  • マノー・マルシャF1チーム
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  • アレクサンダー・ロッシ

F1世界選手権に参戦するマノー・レーシング(マルシャ)は10日、パスカル・ウェーレインを2016シーズンのドライバーとして起用する事を明らかにした。

ドイツ出身で21歳のウェーレインはメルセデスのジュニア・ドライバーとして力をつけてきたドライバーの一人。昨年はメルセデスF1のリザーブドライバーを務め、オフシーズンのテスト走行なども担当。ルイス・ハミルトン、ニコ・ロズベルグらの活躍に貢献した。またメルセデスが同じく力を入れて参戦しているDTM(ドイツツーリングカー選手権)でシリーズチャンピオンを獲得した。

今年からマノーはパワーユニットをメルセデスに変更。チームへの供給条件のひとつにウェーレイン起用という形で交渉が進んだようだ。

ウェーレインは「この場所に来られて本当にうれしい。マノー・レーシングは僕がF1のキャリアをスタートさせることができる素晴らしい場所だ」とコメントを発表。

「小さくまとまっているチームだから、すぐにみんなのことを覚えられると思う。タフなチャレンジになると思うけど、その中でポイントを獲得できると考えている。そして、この機会を実現してくれたメルセデスのトト・ヴォルフをはじめ全ての人に感謝したい。今度は僕がトラック(コース)でパフォーマンスを発揮する番だ」。

これで2016年のF1シートは残り1枠のみとなったが、ここには昨年終盤に同チームでレースをしたアレクサンダー・ロッシが入るとみられており、先日も自信を見せるコメントをしていた。

《吉田 知弘》

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