国土交通省は、11月20日に札幌市のロイトン札幌で公開シンポジウム「北海道における水素社会の実現に向けて」を開催すると発表した。
持続可能な社会の構築に向けて、北海道にある風力などの豊富な再生可能エネルギーを有効活用する手段として、水素が注目されている。第7期北海道総合開発計画では「水素エネルギーの産官学連携による研究開発や事業化・企業化を促進する」ことが位置づけられている。
今回、国土交通省北海道局、北海道開発局、北海道では、北海道における水素社会を将来的に実現するための取組について、関係者の認識を共有することなどを目的に公開シンポジウムを開催する。
北海道大学大学院工学研究院の近久武美教授が「北海道における水素の可能性」について講演するほか、トヨタ自動車の三谷和久技術統括部主幹なども参加して「北海道における水素社会の実現に向けて」と題してパネルディスカッションを実施する。
入場は無料で、定員は200人。