国土交通省、海賊対処法に基づく護衛実績559回で3435隻…2014年9月末まで

船舶 行政
海上保安庁の巡視船「あきつしま(PLH-32)」(イメージ)
  • 海上保安庁の巡視船「あきつしま(PLH-32)」(イメージ)

国土交通省は、2014年9月30までの海賊対処法に基づく護衛実績を発表した。

2009年7月に海賊対処法が施行され、アデン湾で海賊対処法に基づく海賊対処行動による護衛活動を開始した。海賊対処法により、船舶の国籍を問わず護衛を行うことが可能になったことから、国土交通省海事局が外国の船舶も含め、一元的に申請を受け付けて日本関係船舶などを確実に護衛対象船舶に選定するとともに、国際貢献の観点から、日本に関連のない外国の船舶も護衛対象に選定する役割を果たしている。

2009年7月28日~2014年9月30日までの登録事業者は、853社で、うち外国船社が752社。登録船舶数は6424隻で、うち外国船社が4151隻。

護衛回数は累計559回で、護衛した船舶数は合計3435隻。1回平均6.1隻となっている。

このうち、日本関係船舶が647隻、その他外国籍船が2788隻。

船舶の種類ではタンカーが最も多く1707隻、次いで一般貨物船が1329隻、専用貨物船が142隻、LPG船が105隻、コンテナ船が75隻、自動車専用船が64隻。

《レスポンス編集部》

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