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北陸新幹線、来年3月14日に開業…東京~金沢間は2時間28分

鉄道 企業動向

JR東日本とJR西日本の2社は8月27日、北陸新幹線長野~金沢間の開業日を2015年3月14日に決めたと発表した。『かがやき』など4種類の列車を運転し、東京~金沢間を最短2時間28分で結ぶ。

北陸新幹線は、東京都から長野市付近と富山市付近を経て大阪市に至るルートで計画されている整備新幹線。東京~大宮間は東北新幹線、大宮~高崎間は上越新幹線と線路を共用するため、単独の計画区間としては高崎駅が起点になる。

1972年に基本計画が決定し、翌1973年には整備計画も決定。その後は石油ショックと国鉄の経営悪化から着工できない状態が続いていたが、1989年から順次工事に着手し、1997年には高崎~長野間が長野新幹線として開業した。長野~金沢間は1992年から2005年にかけて順次着工。工事は現在ほぼ完了しており、2013年からは試験走行が始まっている。

2社の発表によると、北陸新幹線では『かがやき』『はくたか』『つるぎ』『あさま』の4種類が走る。『かがやき』は東京~金沢間を直通する列車のうち、主要駅のみ停車する速達タイプの列車で、1日10往復運転。途中、上野・大宮・長野・富山各駅に停車する。ただし上野駅は一部通過となる。

『はくたか』は東京~金沢間で14往復、長野~金沢間で1往復運転する。途中停車駅は熊谷駅と本庄早稲田駅を除く各駅だが、高崎・安中榛名・軽井沢・佐久平・上田・飯山各駅は一部通過する。

富山~金沢間のみ運転するシャトルタイプの『つるぎ』は18往復運転し、途中の新高岡駅には全ての列車が停車する。東京~長野間で現在運転されている『あさま』は引き続き同区間で運転。運転本数は16往復で途中の各駅に停車するが、熊谷・本庄早稲田・安中榛名各駅は一部通過する。

車両はJR東日本E7系とJR西日本W7系の12両編成を使用。ただし一部の『あさま』はE2系の8両編成で運転する。最速達列車の所要時間は東京~金沢間が2時間28分、東京~富山間が2時間8分になる。

これに伴い、在来線では特急列車などの運行体系を大幅に変更する。越後湯沢~金沢・福井・和倉温泉間の特急『はくたか』と、新潟~金沢間の特急『北越』、新潟~新井間の快速『くびき野』、長野~直江津間の快速『妙高』は、新幹線の開業に伴い運転を取りやめる。

また、特急『サンダーバード』の金沢~富山・魚津・和倉温泉間、特急『しらさぎ』の金沢~富山・和倉温泉間、特急『おはようエクスプレス』の金沢~富山・泊間も運転を取りやめ、運転区間を大阪・名古屋・米原・福井~金沢間に短縮する。ただし大阪~和倉温泉間を直通している『サンダーバード』4往復のうち1往復は運転を継続する。

また、新潟~上越妙高・新井間を結ぶ特急『しらゆき』5往復を新設するほか、金沢~和倉温泉間を結ぶ特急5往復、福井~金沢間を結ぶ特急3往復、新潟~新井間を結ぶ快速2往復、新潟~糸魚川間を結ぶ快速1往復を新たに運転する。福井~金沢間を結ぶ特急3往復を除き、いずれも北陸新幹線延伸開業に伴い第三セクター鉄道に移管される区間を一部走行することになる。
《草町義和》

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