日本自動車工業会が発表した2014年上半期(2013年1-6月)の二輪車の輸出台数は、前年同期比10.1%増の23万2991台と、2年ぶりに前年同期を上回った。
車種別では、小型二輪車が同11.7%増の18万8725台、軽二輪車が同2.3%増の2万5287台と、いずれも2年ぶりのプラスとなった。原付一種が同13.1%減の6044台で2年連続のマイナス、原付二種は同17.6%増の1万2935台で7年ぶりのプラスとなった。
地域別では、主要市場の北米が同5.4%減の8万8078台と不振だったが、欧州が同18.2%増の9万0263台、アジアが同55.4%の1万4203台など、北米以外は好調だった。
メーカー別ではスズキが同9.5%減の5万3023台と不振だったが、ホンダは同5.6%増の5万5856台、ヤマハが同18.1%増の8万7589台、カワサキが同41.1%増の3万6523台と好調だった。
輸出金額は車両分が15億2829万ドル、部品分が4億9350万ドル。総額が20億2179万ドルで前年同期と比べて6.8%減となった。