成田空港、東京五輪前後で滑走路の延長・新設案…空港機能強化小委中間とりまとめ

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国交省は7月8日、交通政策審議会航空分科会基本政策部会内の首都圏空港機能強化技術検討小委員会中間とりまとめを発表。2020年東京五輪前後の成田空港の拡大策(選択肢)などを明らかにした。

成田空港では、管制機能の高度化(WAM)と高速離脱誘導路(A・B滑走路)の整備で、年間約4万回の空港処理能力拡大効果が期待されるとし、東京五輪までに、これに対応する駐機場の整備などが必要と示した。また、まとめには「夜間飛行制限の緩和については地域との合意形成が必要」とも記された。

いっぽう、東京五輪以降の成田空港の方策としては、空港処理能力拡大効果はないとしながらも、B滑走路を延長する案が盛り込まれた。現状2500mのB滑走路を3500mに延長することで、「B滑走路の潜在能力を有効に発揮させ、運用実績を増加させるために有効。工事期間は3~4年程度」と示している。

また、「市街地への配置を避ける」「羽田空域との競合を避ける」「整備中の圏央道の計画との整合性を確保する」などの条件のもと、新設滑走路についても検討するという。配置案は、B滑走路と平行する滑走路を増設する案(クロースパラレルまたはセミオープンパラレル)や、新C滑走路の位置を南側へずらす案(セミオープンパラレル)などがあげられていた。

さらに、滑走路やターミナルの整備に加え「鉄道・道路などのアクセス施設の整備についても検討が必要」と示された。

《レスポンス編集部》

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