大阪初の2階建てオープンデッキバス、7月10日から運行開始

鉄道 企業動向
近鉄バスが7月10日から運行を開始する2階建てオープンデッキバス「OSAKA SKY VISTA」。大阪で2階建てオープンデッキバスが運行されるのはこれが初めてという。
  • 近鉄バスが7月10日から運行を開始する2階建てオープンデッキバス「OSAKA SKY VISTA」。大阪で2階建てオープンデッキバスが運行されるのはこれが初めてという。
  • 運行開始と同時に「OSAKA SKY VISTA」を模した玩具もバス車内などで販売される。

近鉄バスは7月10日から、2階建オープンデッキバス「OSAKA SKY VISTA」の運行を開始する。今年3月に全面オープンした日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)など、大阪市内の観光地を回る定期観光バスとして運行される。

運転日は水曜を除く毎日で、各日4便の運行。天王寺区内の近鉄高速バスセンター(大阪上本町駅)を出発し、大阪城、道頓堀、通天閣、あべのハルカスなどを回って近鉄高速バスセンターに戻る。出発時刻は9時00分・11時10分・14時00分・16時10分。全体の所要時間は1時間20分で、このうちバスセンター~あべのハルカス間は1時間になる。

運賃は大人2000円・子供1000円。事前予約制で近鉄高速バスセンターや近鉄バス各営業所などで乗車券を発売するが、空席があれば予約なしでも乗車できる。

近鉄バスは1999年、近畿日本鉄道(近鉄)のバス事業を分社化する形で設立。分社化前の1960年には日本初の2階建てバス「ビスタコーチ」を導入しており、これにちなんだ「VISTA」を愛称に加えた。「SKY」は「座席から上空を見上げることができる開放感」を表している。2階建てオープンデッキバスが大阪エリアで運転されるのは、これが初めてになるという。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集