石油資源開発ら3社、独法JOGMECとメタンハイドレート海洋産出試験を受託契約

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石油資源開発(JAPEX)、日本海洋掘削(JDC)、国際石油開発帝石(INPEX)の3社(受託3社)は、「メタンハイドレート海洋産出試験に係る支援作業」(受託作業)に係る公募に受託3社として応募し、受託作業に係る契約を締結した。

この受託作業は、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が実施するもので、受託3社はJOGMEC との間で契約を締結した。

JOGMECと受託3社間の契約期間は、契約締結日2014年5月27日から2014年10月31日まで。受託作業の内容は、(1)基本方針(案)策定の支援作業、(2)試験基本計画の立案に必要な技術検討、(3)技術情報の収集となっている。

(2)の中には、(a)坑井及び掘削・仕上げ方法の検討、(b)産出試験システムの検討、(3)その他の技術検討が含まれる。

受託3社は、受託業務を実施する体制として、受託3社の幹事会社をJAPEXが努めるとともに、同3社は共同で支援作業マネジメントチーム(リーダー会社:JAPEX)を組成し、受託作業を遂行する。

受託3社は、それぞれ経済産業省が実施したメタンハイドレートの産出試験に関して受託・業実績がある。

経済産業省は 「南海トラフ」と「東海沖~熊野灘」で、海洋産出試験事前掘削作業(2012年2月~3月)を実施。2013年1月~3月には、減圧法による第一回メタンハイドレートガス生産実験を実施し、海洋で初めてメタンハイドレート層からのメタンガス連続生産(約6日間、平均ガス生産量:2万立方m/日、累計ガス生産量:12万立方m)を確認している。

《山内 博》

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