【ニューヨークモーターショー14】ジャガー XK に最終モデル…18年の歴史に幕

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ジャガー XK ファイナル フィフティ
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英国の高級車メーカー、ジャガーカーズは4月16日、米国で開幕したニューヨークモーターショー14において、『XKファイナル フィフティ』を初公開した。

同車は、ジャガーの最上級クーペ&コンバーチブル、『XK』シリーズの最後を飾るファイナルモデル。初代XKは1996年に発表。現行XKは2世代目で、2006年に登場した。このファイナルモデルをもって、ジャガーXKは18年の歴史に幕を下ろす。

XKファイナル フィフティは、車名が意味する通り、米国で50台を限定発売。これは、ジャガーカーズ伝説のスポーツカー、『Eタイプ』が、最後に50台を生産したことに由来する。XKファイナル フィフティでは、クーペとコンバーチブル各25台を設定。

ベース車両は、『XKR』。直噴5.0リットルV8スーパーチャージャーは、最大出力510ps、最大トルク63.8kgmを発生する。XKファイナル フィフティでは、「ダイナミックパック」と「パフォーマンスパック」を標準装備。エアロダイナミクス性能の向上などにより、最高速は250km/hから280km/hへ引き上げられた。0-96km/h加速は4.6秒。

ボディカラーは、ブラックのみ。コンバーチブルは、ソフトトップもブラックとなる。ボンネットフードは、最強グレードの『XKR-S GT』から移植。スポーツシートやスウェード仕上げのステアリングホイール、バウアーズ&ウィルキンス製オーディオ、専用ドアシルプレートも装備されている。

《森脇稔》

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