ジャガーの3車種、米国でリコール…部品が外れる可能性

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英国の高級車メーカー、ジャガーカーズ。同社の3車種が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。

これは4月末、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「ジャガーカーズの米国法人、ジャガー・ランドローバー・ノースアメリカから、ジャガーの3車種に関するリコールの届け出を受けた」と公表している。

ジャガー『XJ』/『XK』/『XF』のリコールは、サスペンション系統の不具合が原因。NHTSAによると、これら3車種のトーリンクがリアのサブフレームから外れる可能性があり、その場合、車両のコントロールが効かず、事故のリスクが高まるという。対象となるのは、2013-2014年モデルの合計297台。

また、ジャガーXFには、もう1件のリコールがNHTSAに報告。NHTSAによると、エア冷却ホースの固定金具が緩む可能性があり、ホースが外れた場合、エンジンが停止し、事故の危険性が高まるという。対象となるのは、2013-2014年モデルの2.0リットル車1589台。

ジャガー・ランドローバー・ノースアメリカでは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で5月後半から、リコール作業を行う予定としている。

《森脇稔》

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