スカパーJSATは、通信衛星JCSAT-15/16の調達契約を締結したと発表した。
調達先は、2機ともに米国のSpace Systems/Loralで、昨年6月に契約締結したJCSAT-14を含め3機の衛星を同社が製造することになる。
衛星の主な利用目的は、JCSAT-15が、東経110度の有料多チャンネル放送「スカパー!」に利用されているN-SAT-110の後継機となる。主要カバレッジは日本全域、オセアニア、インド洋で2016年度上期に打ち上げる予定。
また、JCSAT-16は、より安定した衛星サービスを提供して基盤を強化するため、KuとKaバンド日本ビームの軌道上予備衛星の役割を担う。主要カバレッジは日本全域で2016年度上期に打ち上げる予定。
スカパーJSATは、通信・放送サービスの一層の拡充と信頼性向上を目指して、今後も必要な設備投資をタイムリーに実行していくとしている。