国土交通省、東京の舟運を活性化するための意見交換会…「関係者連絡会」を設置

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国土交通省は、古くて新しい、東京の舟運の魅力を盛り上げるため、「水のまち東京における舟運活性化に関する関係者連絡会」を新設すると発表した。

今から424年前の1590年、豊臣秀吉の国替えの命で、徳川家康が江戸に入国したが、当時、入り江や湿地帯だった江戸は、埋め立てや水路の整備によ、城下町としての機能を高め、舟運は江戸時代の物流の大動脈、人々の交通手段として活躍したほか、屋形船に代表される船遊びも盛んとなった。

現在、東京をめぐる水辺風景は大きく変遷したが、スカイツリー、レインボーブリッジ、東京ゲートブリッジなどの新たな魅力が水辺空間を彩っており、屋形船、水上バス、レストランシップなどが行き来している。また、2020年のオリンピック・パラリンピック大会の東京開催が決定し、主要な大会施設は東京湾沿岸の水辺エリアに立地を予定されている。

オリンピックを機に、東京の水辺空間に改めて注目が集まり、訪日外国人旅行客2000万人を目指す中で、江戸の歴史と近代的風景が交差する東京の舟運は古くて新しい観光コンテンツとなる。そこで、東京の舟運の魅力を向上させるため、港湾や河川の水辺空間の取り組みと連携し、関係事業者や東京都をはじめとする関係行政機関による情報共有・意見交換の場として、「水のまち東京における舟運活性化に関する関係者連絡会」を新設する。&トラベルなどの旅行事業者のほか、日本旅客船旧お買い、日本空港ビルディングと各行政機関。

1回目を2月10日に開催し、今後は、継続的な情報共有・意見交換の場として、年1~2回開催していく予定。

《レスポンス編集部》

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