訪日外国人旅行者2000万人へ太田国交相が決意

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太田国交相
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太田昭宏国土交通相は1月28日の閣議後会見で、訪日外国人旅行者数の目標引き上げについて「次は2000万人の高みをめざして、国交省の総力をあげて取り組みたい」などと決意を示した。

訪日外国人旅行者数は昨年、目標である1000万人を達成し、政府として次の目標値を2000万人に引き上げていた。

太田国交相は、今後進める取り組みとして4点をあげた。まず、海外テレビ放送での日本紹介番組の充実など訪日プロモーションの強化をあげ「力を入れたい」と述べ、次いでビザ要件の緩和と航空ネットワーク強化をあげて「昨年はアセアンを中心にビザ要件緩和を進め、大きな成果をあげた。これをさらに進め、空港容量の拡大、LCCをはじめとしたネットワークを拡充することが課題だ」などと述べた。

また、外国人旅行者の受入環境改善については、無料公衆無線LANの整備、多言語対応の改善や強化を進める考えを示し、さらに国際会議の誘致促進についても「経済効果の大きい会議の誘致を国を挙げて進め、国際競争力を高める必要がある」と述べた。

《レスポンス編集部》

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